ビットコインのチャートを見ると分かる暴落。

なぜこのような暴落が起きるのでしょうか?
仮想通貨を持っている人にとって暴落は起こってほしくないこと。
ですが、逆に暴落した仮想通貨は安く買えるというメリットもあります。
- 仮想通貨が暴落する大きな理由
- 暴落した時の対処方法
- 暴落を予知するために仮想通貨関連の情報の効率の良い集め方
買う時はチャンス。持っている時は起こってほしくない暴落。
なんで暴落が起こるのかを知っておくと仮想通貨を上手く運営できる一つの判断材料になります。
仮想通貨が暴落する大きな理由
仮想通貨が暴落する理由はこのような理由があります。
- アメリカなど先進国による仮想通貨の規制
- 仮想通貨へ大口投資している人のツイートや発言
- 株式や為替市場と連動して暴落
- 仮想通貨関連業者による不正やミス
1つずつ見ていきます。
アメリカなど先進国による仮想通貨の規制
アメリカや中国、先進国が仮想通貨に関する規制を行うと暴落することがあります。
実際に2017年9月に中国で仮想通貨交換業者の運営が禁止された時もビットコインは30%も下落、一時は40%も下がる事態になりました。
また、下落ほどではないですが、2012年9月24日に中国が暗号通貨の取引とマイニングを全面的に禁止したことで仮想通貨全体が上がりづらいことがありました。
アメリカも積極的に仮想通貨に関する法案を整えている最中、仮想通貨に関する大統領令が出るのも仮想通貨のチャートに関係しています。
アメリカは世界の中心的存在、中国は人口の大きさから、仮想通貨関連に対してマイナスな法案を出すと暴落する傾向にあります。
仮想通貨へ大口投資している人のツイートや発言
有名なのがアメリカの自動車会社テスラのCEOイーロン・マスクの発言。
2012年1月29日には自身のTwitterプロフィールに「#bitcoin」を掲載した所、ビットコインの価格が15%上昇。2021年5月17日にはテスラ社をビットコインで購入することを禁止、禁止したことを聞いた仮想通貨投資家はテスラ社がビットコインを売りに出すのでは、という懸念から大幅に下落。結果的に、テスラ社が所有するビットコインは売りに出されませんでしたが、ビットコインは下降の動きになりました。
仮想通貨業界の中心的人物のTwitterを通しての発言は仮想通貨全体の動きに関係してきます。
株式や為替市場と連動して暴落
仮想通貨は投資として見られるようになったことで、株式や為替市場と連動した動きを見せる傾向にあります。
2020年の3月では世界的に経済が停滞した時。原油価格が上昇する、物価の上昇がありました。経済の動きに合わせて仮想通貨も暴落の形をたどりました。
また、経済全体が高騰した時に利益確定の流れにのり、暴落することもありました。
仮想通貨関連業者による不正やミス
仮想通貨を取引するうえで欠かせないのが暗号通貨取引所。
暗号通貨取引所にハッキングや不正があると、仮想通貨自体の信頼で暴落する傾向があります。
記憶に新しいのがコインチェックで起こった暗号通貨流出事件。流出事件後に流出した仮想通貨のNEMは2.00USDから0.10USDまで暴落する事態になりました。
また、2022年6月にはビットコインの一時期上昇傾向にありましたが、バイナンス関連のネガティブなニュースが重なり上昇がストップする事態もありました。
暴落した時の対処方法
仮想通貨だけでなく投資は必ず暴落するタイミングがあります。暴落した時にどんな対処方法をするかが、投資で成功するかが大切。
仮想通貨が暴落した時は所有している通貨の量に応じて下記の対処方法をする必要があります。
- 売る
- 買い増し
- 何もしない(ガチホ)
対処方法の理由と、どんな方がすればいいかを紹介。
売る
おこなってほしい方 | 理由 |
---|---|
借金をして投資をしている方 短期的に利益を求めている方 | 今以上に下がる可能性がある 短期的に上がる可能性が低い |
借金をして仮想通貨に投資をしている方は下がり続けることで損害を大きくしない為に売ることが必要です。
売ることで大幅に値下がりをした場合でも損害を抑えることができます。あらかじめ、所有している仮想通貨がこれだけ下がったら売るという基準を決めておくとスムーズに売ることができます。
買い増し
おこなってほしい方 | 理由 |
---|---|
長期保有で利益を求めている 余剰資金で投資をしている | 安い時に買うことで上がった時に利益を求められる |
暴落は、暴落した仮想通貨を所有していると損をしているように見えますが、考え方によってはもっと儲かる可能性があるチャンスになることも。
暴落したということは、所有している仮想通貨を買った時より早く買えるということ。
値上がりしたタイミングで利益をもっと獲得できるチャンス。
長期保有で利益を出そうと思っている方であれば、暴落した時は買い増しをぜひ検討してみてください。
何もしない(ガチホ)
上がっても下がっても何もしないのも一つの運用方法の一つ。決まった金額を投資して長期保有で利益を出すことを考えているのであれば何もしない(ガチホ)も一つの運用方法です。
相場は下がることは必ずあります。
ですが、下がったのは一時の動きかもしれません。所有している仮想通貨に未来性があるという判断材料があるのであれば、下がったことに動揺しないで所有し続ける方法です。
草コインにはおすすめできませんが、仮想通貨業界で中心的な仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)で利益を狙っているのであればおすすめできる運用方法です。
暴落を予知するために仮想通貨関連の情報の効率の良い集め方
暴落する対処方法は分かっても、暴落する兆しは知っておきたいです。
暴落が絶対にわかるということはできませんが、仮想通貨界隈の情報を知っていることで暴落の兆しを予想できることはできます。
暴落する兆しを知るためには、仮想通貨関連の情報を効率よく集めることが大切です。
私はこんな媒体を通して仮想通貨関連の情報を集めています。
- bitFlyer内で見れる仮想通貨ニュースを見る
- 仮想通貨関連のニュースサイトを見る
- いろいろな仮想通貨のチャートを見る
bitFlyer内で見れる仮想通貨ニュースを見る
bitFlyerのアプリでは各仮想通貨のチャートを見れる画面で、見る仮想通貨に関連したニュースを見ることができます。

仮想通貨のチャートを見ながら、ニュースも読んで今後の動きを予想をすることができます。
仮想通貨関連のニュースサイトを見る
私は2つの仮想通貨関連のニュースサイトを見ています。
CoinPostとコインテレグラフを読むと、仮想通貨の相場が上下した理由、これから起こる可能性がある相場の動き、仮想通貨関連の新しい技術やニュースを知ることができます。
はじめは分からない用語が多いですが、分からないながら読むとだんだん分かってきて、なんとなく相場の動きを予想できてきます。
ニュースを読みながら相場の動きを予想してみてください。
いろいろな仮想通貨のチャートを見る
CoinMarketCapを見ると世界各国で発行されている1,000以上の仮想通貨のチャートを見ることができます。
ビットコインなど有名なチャートを見たり、たくさんの仮想通貨を見て種類を知ることができます。
仮想通貨が暴落する予想を知って安心して仮想通貨の運用
仮想通貨が暴落する根本的な理由は様々。
社会情勢だったり、暗号通貨取引所関連だったりと細かい理由を調べるのは膨大な時間がかかります。
ですが、大きく分けると4つに分類することができます。
仮想通貨関連のニュースを分類して読むと、なんとなく相場の動きが予想できてくるはず。
相場の動きを知ることで一番のメリットは、なんとなく下がるかな~と知れることで急激に下がった時でも平常心で入れること。
急激に下がっても「今後も上がると予想しているから大丈夫」と思えますからね。
仮想通貨の情報は無料で集めることができます。
Twitterだけで情報を集めると偏った情報を見てしまうことも多いので多方面から情報を集めて安定した仮想通貨運用をしていきましょう。
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